楽天・田中将大 日本球界復帰後初の完封勝利で4勝目 チームは11連勝&勝率8割到達は39年ぶり

[ 2022年5月10日 20:55 ]

パ・リーグ   楽天7ー0ロッテ ( 2022年5月10日    楽天生命 )

7回1死一、二塁、山口を併殺に取り吠える田中将(撮影・長久保豊)
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 楽天は先発の田中将が20年に日本球界復帰後初の完封勝利で今季4勝目。チームは球団記録を更新する11連勝を飾った。この勝利で勝率8割になり、開幕30試合以上消化で勝率8割以上は83年の巨人以来39年ぶり歴代5チーム目となる7度目の快挙を達成した。

 前回の登板となった3日の日本ハム戦は8回無失点の快投で今季3勝目をマークした田中将。自身の2連勝を狙う先発は4回まで1安打投球を披露した。0―0の5回に2死一、三塁のピンチを背負うが柿沼を中飛で打ち取り得点を許さなかった。味方の援護もあり2―0となった7回には無死一、二塁のピンチを背負うと安田を中飛で打ち取り、続く山口を三併殺打で打ち取ってピンチを切り抜けた。9回を無失点で投げ切り日本では13年7月9日の日本ハム戦(東京D)以来の完封勝利となった。

 打線は0―0の5回2死満塁で代打・銀次のショートへの内野適時打で先制。その後、相手の捕逸で1点追加してこの回に2点を奪った。2―0の8回1死二、三塁でマルモレホスのレフトフェンス直撃の適時二塁打で2点追加。さらに2死一、二塁で辰巳の右前適時打で加点し、続く炭谷の中前適時打でこの回一挙5点を奪って、リードを7点に広げた。

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2022年5月10日のニュース