慶大・広瀬、今季3発目となる同点弾 立大に連勝&同カード13連勝で勝ち点2

[ 2022年4月25日 15:16 ]

東京六大学・第3週第3日   慶大7―4立大 ( 2022年4月25日    神宮 )

<慶大・立大>勝利し、観客席に向かってガッツポーズする広瀬(左から2人目)ら慶大ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 慶大は広瀬隆太内野手(3年、慶応)の大学通算9発目となる同点弾などで立大を振り切り、連勝で勝ち点2とした。対立大戦の連勝も「13」に伸ばした。

 打った瞬間、柵越えを確信した。3回2死、朝日晴人(4年、彦根東)の右越えソロで1点差とした直後、カウント2―0から直球をフルスイングすると、打球は左翼席に弾んだ。「朝日さんも打ったし、自分も続こうと…。変化球はないと1、2の3で振りました」。チームは5回に立大守備陣の乱れに乗じ、3点を勝ち越すと、そのまま逃げ切った。

 23日の同カードでマークした逆転3ランなど今季早くも3号の量産ぶり。1年秋からレギュラーに定着した長距離砲は絶好調の秘けつを「ピーキング」だという。「リーグ戦が始まると疲れてくるので、下半身主導の打撃を心掛けています。それとリーグ戦前のオープン戦であまり打たないことですかね」。冗談まじりに話す広瀬に、堀井哲也監督も「それで打たないのか」と苦笑いするしかなかった。

 開幕から4連勝で勝ち点2。リーグ3連覇へ、慶応幼稚舎から進学してきた「生粋の慶応ボーイ」のバットが加速する。
 

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