大谷翔平 オールドスタイルで“久々”活躍に「1番打者っぽくなってきた」「心配ない」

[ 2022年4月25日 11:03 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―6オリオールズ ( 2022年4月24日    アナハイム )

<エンゼルス・オリオールズ>7回無死、右前打を放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は24日(日本時間25日)、本拠地エンゼルススタジアムでのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数2安打1四球で今季4度目のマルチ安打をマーク、好走塁も見せて連敗ストップに貢献した。エ軍は7―6で競り勝った。

 大谷の14打席ぶりの安打、今季4度目のマルチ安打の活躍にインターネット上では「1番打者っぽくなってきたね。オールドスタイルに積極走塁、このまま1番打者になりきっていけば、調子上がってくるでしょう」「一番打者としてしっかりと出塁すれば、トラウトが何とかしてくれるから、頑張れ」「この人の場合何の心配もいらないようだ。なんせスーパーマン人間だから・・・w」などの声が上がった。

 この日は試合前からアンダーソックスを膝下まで見せるオールドスタイルでグラウンドに姿を見せ、水原一平通訳とキャッチボール。試合では別のアンダーソックスに履き替えたが、オールドスタイルのまま出場し、初回無死の第1打席は、オ軍先発右腕エリスから四球で出塁して先制の生還。初回に再び回ってきた2死一塁の第2打席は右腕レイキングスと対戦し遊ゴロで、4回2死の第3打席は左腕エイキンから一、二塁間へのゴロを放ち、二塁手がジャックルして当初の記録はニゴロ失。その後、内野安打と訂正されたが、再訂正で再びニゴロ失となった。その後、試みた二盗はタイミングはセーフも、オーバーランしてタッチアウトとなった。

 3打席目までは見せ場はなかったが、7回無死の第4打席で“大谷シフト”の狭い一、二塁間を破る右前打。20日(同)のアストロズ戦で2安打して以来3試合14打席ぶりの安打となった。続くトラウトの右翼線への右飛では、右翼手の捕球体勢が良くないと見てとると判断よくタッチアップ。俊足を飛ばして二塁を陥れる好走塁を見せた。8回2死の第5打席でも左腕ペレスから中前打し、今季4度目のマルチ安打を記録した。

 これで通算打席成績は16試合で67打数15安打で打率・224、9打点、3本塁打、3盗塁となった。

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