日本航空石川・内藤鵬は天性のアーチスト 中田翔に追いつき、追い越せで、高校通算39発の数字を伸ばす

[ 2022年4月25日 19:49 ]

超高校級のスイングスピードと飛距離が自慢の日本航空石川・内藤鵬
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 甲子園出場はなくても、あふれる魅力十分。全国的には無名だが気になる素材。津々浦々に存在するポテンシャル抜群の選手をYouTube「スポニチ ドラフトチャンネル」で紹介する「スポニチFocus」。第1回目は日本航空石川の内藤鵬内野手です。  内藤選手の動画はこちら

 とにかく飛距離、飛ばすことが特長だ。野球を始めた頃から指導者に受け続けた「飛ばせ指令」に忠実に応えた結果が高校通算39発となっている。

 「プロ野球を見始めたころ目にした特大本塁打が今でも印象に残っていて、飛ばす能力に憧れています」。憧れの選手は巨人の中田翔。そう言われるとどことなく雰囲気が重なる。

 驚異のスイングスピードは160オーバー。飛距離に加えて「自己採点」で満点をつけたのが人なつっこい笑顔。「常に野球を楽しんでいたい。チームメイトを救うような笑顔であれば」。

 古代中国の伝説に登場する巨大な鳥から名付けられた「鵬」。伝説に残るような飛距離を全国に披露できる日が待ち遠しい。人なつっこい笑顔に再び会える日を期待してやまない。

 ◇内藤 鵬(ないとう・ほう)2004年(平16)10月5日、愛知県名古屋市出身。小学校5年から六田ファイターズで野球を始める。千鳥丘中学では東山クラブで全国準優勝を2回経験。日本航空石川では1年秋から背番号5でベンチ入り。1メートル80、100キロ。右投げ右打ち。

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