明大 わずか3安打で早大討ち勝ち点2 宗山「接戦でも勝てるような練習をしてきた」

[ 2022年4月25日 17:20 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第3週最終日 3回戦   明大3―2早大 ( 2022年4月25日    神宮 )

<明大・早大>勝利し、笑顔を見せる明大・宗山(左)(撮影・木村 揚輔)
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 明大がわずか3安打で早大に競り勝ち、勝ち点2を挙げた。

 3回、四球の上田希由翔(3年=愛産大三河)を一塁に置き、3番宗山塁(2年=広陵)が早大の左腕・斎藤正貴(3年=佐倉)の変化球を右中間へ今季2号。開幕して5試合で打点11、打率は・556と現在2冠の左打者はチームに貴重な先制点をもたらした。投げては5回から救援した村田賢一(3年=春日部共栄)が5イニングを1失点に抑え、連投ながら勝利に貢献した。

 「きのう僕で負けているので、絶対勝つんだという気持ちで投げてました。接戦で競り勝てたのは自信になります」村田は汗を拭いながら笑顔で話した。宗山も「楽に勝てる試合は1つもない。接戦でも勝てるような練習をしてきたつもり。ワセダには昨年秋にやられているから、勝ててよかった」と端正なマスクをほころばせた。これで4勝1敗の勝ち点2。4勝1分、勝ち点2の慶大を追う位置にいる。投手陣に不安は残るが、蒔田稔(3年=九州学院)&村田の3年生コンビが成長。投手で勝てた1勝の意味は大きい。

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