斎藤佑樹氏 「監督だったら」の問いに「コーチに全部任せる」 その意図を語る

[ 2022年4月25日 22:21 ]

斎藤佑樹氏
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 昨季限りで現役引退した元日本ハムの斎藤佑樹氏(33)が25日に放送された、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「ガクのネ」(月曜後7・20~7・40)に出演。野球の監督という職業について発言する場面があった。

 ゲストは元日本ハムの新垣勇人氏。18年限りで現役を引退し、現在は社会人の東芝で投手コーチを務めている。斎藤氏が「新庄監督の戦い方をどう思いますか」と聞くと、新垣氏は「全員使うといったじゃないですか。勝ちにはつながってはいないですけど、その経験がプラスにつながるのでは」と話すと、すかさず斎藤氏が「プロ野球なんで勝ち負けも大事なんじゃないですか?」と新垣氏につっこむ場面もあった。

 斎藤氏は監督について「データって、もう12球団ほぼほぼ持っている。データ通りの野球をやったら、きっとみんな同じような戦い方をする」と語り、「僕も、今までやる側だったから、監督ってどんな職業なんだろうと思ったことなかったですけど、今、新庄ビッグボスの戦い方を見て、すごく面白いな」とした。

 新垣氏からさらに「監督だったら」と問われると「監督だったら、コーチの方たちに全部任せちゃいます。監督って、アメリカではマネージャーと呼ばれているじゃないですか。マネジメントをしっかりできるように、選手と対話をしながら、データとか数字に出てこない、選手のちょっとした動きが変わってきたな、みたいなことを見られたらいいと思う」とし「でも、実際あそこにいたら無理だと思う。そういう視点で野球を見るとすごく面白いなと思うんですよね」と語った。

 「僕も引退してから、会社を立ち上げて、代表として、色々な仕事を色々な方たちに任せているんですけど、それをどれだけ任せられるかで、自分にできることが増えてくる。監督って、本当にそうなんだろうなとちょっと思う」と現役引退後の仕事を通じて得たマネジメントへの考えの一端を披露していた。

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2022年4月25日のニュース