DeNAまた三嶋…逆転サヨナラ負け　三浦監督「今いるメンバーで戦っていくしかない」

セ・リーグ   DeNA4―5広島 （ 2022年4月24日    マツダ ）

＜広・D＞延長10回、坂倉に同点となる適時打を打たれた三嶋（左）＝撮影・奥　調
Photo By スポニチ

　DeNAに「抑え問題」再燃だ。4―3で迎えた延長10回。6番手・三嶋が連続四球でピンチを招くと坂倉に中前へ同点打され、1死満塁からは小園に中犠飛を許して逆転サヨナラ負けを喫した。三浦監督は「先頭から四球、四球で全く打者と勝負していない。あの流れで、この結果になった」と厳しかった。

　今季は山崎が開幕から抑えだったが、9日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、現在は2軍調整中。昨季はクローザーを担った三嶋だが、5敗を喫するなど安定感はいまひとつで、途中から山崎、伊勢も起用された。その苦心が今季も続く様相だ。

　広島には開幕から6連敗で借金は今季ワーストタイの3。指揮官は「今いるメンバーで戦っていくしかない」と懸命に前を向いた。（大木　穂高）