阪神・ガンケル “デーゲーム男”健在7回1失点「前回全然ダメ。今回は良かった」 次戦G倒頼むで

[ 2022年4月11日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-1広島 ( 2022年4月10日    甲子園 )

<神・広>1回無死、ガンケルは菊池涼を空振り三振に仕留める(撮影・大森 寛明)
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 敗れたとはいえ“デーゲーム男”は健在だった。先発のガンケルは7回3安打1失点で2敗目を喫したが、無四球と持ち味の制球力を発揮し、打たせて取る投球を展開した。

 「マクブルームに失投を捉えられましたけど、それ以外は有利にゲームを進められた。今回は(先発としての役割を)しっかり(果たすことが)できた」

 2回、先頭のマクブルームに甘く入った直球を左越え本塁打とされたが、失投はこの1球のみ。序盤から直球とツーシームで内外角を丁寧に突き、相手打線に凡打の山を築かせた。4回1死無走者で迎えた2度目の対戦では3球三振と、M砲にやり返しもした。4回4失点だった3日巨人戦後に取り組んだフォーム修正も功を奏し、中6日で立て直した。

 昨季は屋外球場のデーゲームで8試合5勝0敗と無敵だった。この日も好相性ぶりを発揮しながら、援護に恵まれず。それでも「前回が全然ダメで、今回は良かったと思う。波がなく安定した成績が残せるように、投げる時は自分の仕事ができるように心がけたい」と前を向いた。

 ≪昨季はデーゲーム負けなし≫ガンケル(神)が今季2敗目。初登板の前回4月3日の巨人戦(東京ドーム)から2試合連続デーゲーム敗戦となった。昨季はデーゲーム10試合で7勝0敗、防御率2・06。屋外球場のデーゲームでは8試合5勝0敗、防御率2・23と得意のシチュエーション。今回もマクブルームのソロ被弾だけの7回3安打1失点の力投だったが、無得点の 打線に泣いた。

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2022年4月11日のニュース