慶大・増居 6回1失点で8勝目も…課題残す6四球

[ 2022年4月11日 05:30 ]

東京六大学野球第1週最終日   慶大16―2東大 ( 2022年4月10日    神宮 )

<東大・慶大>力投する慶大の先発・増居(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦2試合が行われた。前日の開幕戦で勝利した慶大は今秋ドラフト候補に挙がる左腕・増居翔太投手(4年)が6回1失点で現役選手トップのリーグ通算8勝目。打線も15安打を放って16―2で東大を下し、2連勝で勝ち点を獲得した。法大も4―3で早大に競り勝ち、2連勝を飾った。

 粘りの投球を見せたが課題が残った。慶大先発の増居は6回1失点ながら6四球を与え「四球が多すぎる。リズムも悪くて守備も守りづらかったと思う」と反省。それでも被安打1で初回の1失点のみに抑え、現役選手最多のリーグ通算8勝目をマークし「何とか1点で踏みとどまれた。まずは自分の調子を上げたい」と次戦の23日からの立大戦を見据えた。3季連続優勝を狙う中、開幕2連勝で勝ち点を挙げた堀井哲也監督は「いいスタートが切れた。(増居は)次はしっかり放ってくれると思います」と期待を寄せた。

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2022年4月11日のニュース