「代役先発」楽天・涌井6回1失点 則本コロナ陽性で急きょ出番も好投

[ 2022年4月1日 19:50 ]

パ・リーグ   楽天ーソフトバンク ( 2022年4月1日    楽天生命 )

<楽・ソ>初回、柳田を空振り三振に打ち取った涌井(撮影・篠原岳夫)
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 「代役先発」の楽天・涌井秀章投手(35)が最高のスタートを切った。初回は柳田を空振り三振に斬ると2回は中村晃、新外国人のガルビスを連続三振。3回は先頭の柳町を四球で歩かせたが、上林、三森を三振に片付け、序盤を無安打45球で乗り切った。

 予告先発は則本昂大投手(31)だったが、前日のPCR検査で新型コロナ陽性判定を受け、3・25開幕投手以来の登板を回避。18年目ベテラン右腕に、急きょ出番が巡ってきた。

 涌井にとって先発は昨年8月22日の日本ハム戦以来。本拠地での先発は7月10日・西武戦以来となる。久々の1軍登板となるが、石井一久監督(48)は経験豊富な投球術に期待していた。「イレギュラーでの登板ですが、次のスポットで行かせたい投手。ファームでも調整しているし、準備万全と思います」とマウンドに送り出した。

 涌井は4回1死から柳田に先制の左越えソロを喫したが、後続は抑え、追加点は許さなかった。結局6回を101球1安打1失点の好投。打線に逆転を託し降板した。

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