松坂大輔氏「ダルはサイ・ヤング賞獲れる」、パドレスキャンプ訪問「もう開幕しても大丈夫なのでは?」

[ 2022年4月1日 02:30 ]

対談した本紙評論家の松坂大輔氏(左)とダルビッシュ(撮影・柳原 直之)
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 スポニチ本紙評論家の松坂大輔氏(41)が30日(日本時間31日)、アリゾナ州ピオリアのパドレスのキャンプを訪問。パ軍の球団アドバイザーの野茂英雄氏(53)とともにダルビッシュ有投手(35)のブルペン投球を見守った。その順調な調整ぶりに、日本投手初のサイ・ヤング賞受賞を期待した。

 まず、ダルビッシュ投手がランニングをしている姿や、ブルペンで投げている姿を見て、開幕に向けて相当、体は仕上がっているのではないかなと思いました。

 さすがだなと思ったのは、ブルペン投球が始まって捕手を座らせての1球目。アウトコースのいいところに直球がびしっと決まった。仕上がりの早さを感じましたね。変化球の曲がりを見てもコースに決まっていましたし、しっかり曲がっていました。まだ長いイニングを投げてはいないと思うのですが、「もう開幕しても大丈夫なのでは?」というぐらいの状態の良さだなと見ていて思いました。

 前日に会えなかったイチローさん(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)にも会えました。(ソフトバンク時代の同僚の)マルティネス投手、(同じく元同僚で元阪神の)スアレス投手とも会えて良かったです。

 自分はダルビッシュ投手がサイ・ヤング賞を獲れると思っています。ずっと前から受賞に一番近い投手だと考えていました。今年もまた候補に挙がるくらいの活躍をし、ぜひとも受賞してもらいたいと今から思っています。(本紙評論家)

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2022年4月1日のニュース