エンゼルス・大谷の新相棒は“特殊クッション入り打撃用手袋” 昨季は「詰まった時にしびれが続いていた」

[ 2022年4月1日 04:00 ]

左手親指の付け根を保護する特殊クッション材を採用した新打撃用手袋(アシックス社提供)
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 エンゼルスの大谷がアドバイザリー契約を結ぶアシックス社が、今季使用モデルのグラブ、バット、スパイク、打撃用手袋を公開した。

 グラブは左手小指と薬指の「2本入れ」構造に変更。指カバーをなくしたことで手首がよりグラブ内に入り、ポケットを深く使うことができる。

 バットは昨季同様にバーチ材のバットを使用。905グラム前後、長さ33・5インチのサイズも同様で、芯の部分をさらに手元寄りに広く改良した。大谷は同社のインタビューで「いろいろと(バットを)替えた方が面白いと単純に思うタイプ。フィジカルが高くなっていくので、それによって変えていくこともあると思う」と話した。

 スパイクは自身の要望で、差し色として黄色を履き口に、ミッドソールやアウトソールにはシルバーを配色した。

 打撃用手袋はマイナーチェンジを加えた。昨季は本塁打王に2本差の46本塁打を記録したが「(昨季)けっこう詰まった時に(手の)しびれが慢性的に続いていたりしていた。本塁打みたいな打球でも痛い時がある」と振り返り、「あんまり(保護用のグリップなどを)付けるが苦手。そこらへんが解消されたら一番。プラス“握り感”を維持できれば。そこの両立が難しい」と続けた。今季モデルは左手親指の付け根を保護する特殊クッション材を採用。オフの自主トレ時から「良い!」と手応えを感じているという。

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