大阪桐蔭・西谷監督 記録ずくめ、春夏歴代最多8度目の優勝&春4度目単独最多戴冠「素直に喜びたい」

[ 2022年4月1日 05:30 ]

第94回選抜高校野球大会最終日・決勝   大阪桐蔭18ー1近江 ( 2022年3月31日    甲子園 )

<近江・大阪桐蔭>優勝校監督インタビューを終えた大阪桐蔭・西谷監督(撮影・坂田 高浩)
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 大阪桐蔭・西谷浩一監督は春夏の甲子園大会で歴代最多8度目の優勝を果たし、甲子園通算勝利数を61勝まで伸ばした。夏4度に加え、春4度も単独最多となったが、「自分の数字という気持ちはまったくない。皆が頑張ってきてくれた数字なので素直に喜びたい」。

 今大会中に中村順司監督の通算58勝も超えた。08年夏、浅村(現西武)らを擁して甲子園で優勝した際、新聞紙上で「大阪桐蔭にも歴史ができてきた」という中村氏のコメントを読んで「少し自信になって、認めてもらえたと思いうれしくなった」と振り返る。そして改めて「野球の指導だけでなく心の指導もできる方。数字は超えたのかもしれないが、現時点で中村監督のところまで行っていない。いつか行けるようになりたい」と目標とした。

 「勝利至上主義ではないが、勝つことで学ぶことはたくさんある」。早くも3度目の春夏連覇を見据え、1日から1年生を交えた新たなチームでスタートを切る。

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