阪神・佐藤輝　4番の意地見せた！2戦連続適時打「絶対にホームまで還したいという思いで打ちました」

セ・リーグ   阪神2ー3広島 （ 2022年3月31日    マツダ ）

＜広・神（3）＞広島に敗れ、肩を落とす佐藤輝（撮影・平嶋　理子）　
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　4番として、意地の詰まった一打だった。1点優勢の5回。阪神の佐藤輝が2試合連続のタイムリーを放った。

　「先頭の近本さんが塁に出て、チャンスの場面で回してもらったので、絶対にホームまで還したいという思いで打ちました」

　2死二塁の好機で、集中力を極限まで高めた。玉村が投じた2球目の内角143キロ直球を、豪快に引っ張り込んだ。痛烈なライナー性の打球は右翼への適時二塁打。思うように機能しない打線にあって、役割を果たした。

　3回の中前打とあわせ、ヤクルトとの開幕戦以来となるマルチ安打もマーク。6試合のうち無安打は1試合と、コンスタントに安打を積み重ねている。1日に先発予定の巨人・菅野に対し、昨年は4打席3打数無安打。エースからの初安打で、虎に待望の1勝をもたらしたい。