日本ハム・松本剛 今季初勝利に大貢献 3安打2打点1盗塁と躍動

[ 2022年4月1日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム6―2西武 ( 2022年3月31日    札幌D )

<日・西>7回、適時打を放つ松本剛(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・松本剛が、待望の今季初勝利に大きく貢献した。「2番・左翼」で先発出場し、3安打2打点1盗塁と躍動。1点差に迫られた5回無死一、三塁では試合を決定づける左前適時打を放ち「いい形で前がつないでくれたので、僕は後ろにつなぐぞという思いで。なんとか勝ててよかった」と、値千金の一打に胸を張った。

 3回の打席では2死から左前打で出塁し、さらに二盗を決めて好機を演出。続く近藤の右翼線適時二塁打で生還した。7回には松本剛の右前適時打と近藤の左犠飛で2点を追加。2、3番で並んだ11年ドラフトコンビが機能し「近藤が引っ張ってくれているので、一緒になってチームを引っ張っていければ」と笑った。

 開幕からチームは5連敗。新庄政権1年目で注目を集めながら、勝てない現状にもどかしさを感じていた。この日の試合前の円陣では「札幌で必ず1勝してから大阪に行こう!」という声も自然と飛び出し、チームはさらに一丸となった。

 「勝ちたいのはみんな一緒。うまくいかないこともあるが、応援してくれているファンのために必死で1試合1試合をやっていきたい」と松本剛。まだ6試合。巻き返しへ、足がかりの1勝とする。(清藤 駿太)

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2022年4月1日のニュース