阪神2軍合流のケラーに「話をした。必ず君の力が必要になってくる」－平田2軍監督語録

阪神・平田2軍監督
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　【平田2軍監督一問一答】

　――村上が7回零封
　「安定感抜群やな。昨年から頌樹（村上）が乱れるところは見たことないからね。（前日に）明日はエースや、言ったでしょ。期待を裏切らない栄枝とのコンビ。コンビネーションも含めて、その配球も含めて。（6回の）池田の追い込んでからライト前、先頭バッターの。反省する点はあのくらいかな」

　――本人も内容にまだまだ満足していないと
　「頌樹はそういうアレじゃない。君ら（報道陣）と違って（笑い）　頌樹は志高いから。彼は一軍で自分が勝てるような投手になりたいと貪欲さがあるんでね。一軍でこういうピッチングしたら、彼は初めて満足すると思うので、その辺が結果で一喜一憂しない」

　――打線は先発全員安打
　「たまにはな。たまにはさ、こういうこともあるんじゃない」

　――陽川にもらしい一発が
　「ネット突き破るかと思ったけどね。あれはあそこで、陽川さんは（バックネット裏の湾岸）高速まで打ち上げるんじゃないかと思ってさ。高速のトラックぶつけるんじゃないかと思ってヒヤッとしたよ。そのくらいな、風に乗って飛んだんじゃない。前は関空まで飛んだとか言っていたけど、きょうは万博記念公園の埋立地までいってたんちゃう？（笑い）」

　――この一発をきっかけにしてほしい
　「陽川とかはもう、こんなところで一発打って、喜んでいる場合ちゃうんよ。高山にしても、板山にしても。（いつも）一生懸命若い選手と一緒に振って、顔を真っ赤にして帰ってきてね。やっぱり打球が上がったり、その前のポテンヒットなんかは次のホームランにつながっている」

　――豊田もいい形で打っていた
　「豊田もいいね」

　――このままいくと昇格のタイミングも
　「いやいやそれはまだまだ。すぐ先走るでしょ。それは1軍が決めることだから。でも状態はずっといいし。島田も帰ってきて、いきなりヒットなんで。ちょっとずつコロナで出遅れた選手がね。4月からまたいいスタートという話をしてたんだけど、そういうところでは月も変わって、もっともっと力をつけていかなきゃいかんな」

　――ケラーが2軍に合流
　「ケラーとも話をした。すごくナイスガイだ。ちょっと環境に慣れるまでに上で結果がね。そこで結果を出していかなきゃいけないんだけど、そういうところはスケジュールをしっかり組んで。この3日間は投げないけど。必ず君の力が必要になってくるんだから、そういうところで調子を上げていこうと、ケラーとはそういう話をしました」