巨人・菅野 開幕連勝へ 7回113球3失点 今季初伝統の一戦で粘りの投球貫徹

[ 2022年4月1日 20:40 ]

セ・リーグ   巨人ー阪神 ( 2022年4月1日    東京D )

<巨・神(1)> 2回1死、菅野は大山を見逃し三振に仕留める(撮影・大森 寛明)
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 巨人・菅野智之投手(32)が今季初の“伝統の一戦”となる1日の阪神戦(東京D)に先発。7回7安打3失点と安定感ある投球内容で勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りた。

 盤石の立ち上がりだった。初回、先頭の近本を149キロツーシーム、続く中野をフォークボールでともに空振り、3番・マルテをスライダーで見逃しと3者連続三振。2回も4番・佐藤輝を左邪飛、大山を見逃し三振、糸原を遊ゴロに仕留めた。3回は先頭の糸井に三塁線を破られる左前打を許したが、続く梅野をスライダーで二ゴロ併殺に打ち取り、ピンチの芽を摘み取った。5回に1点、6回にも2点を失ったが、味方の大量援護にも守られ、7回を113球で投げ切った。

 同投手は今季開幕戦の3月25日中日戦(東京D)に先発。上原浩治を抜いて5年連続、球団最多8度目の開幕投手を務め、6回7安打2失点の粘投で別所毅彦、斎藤雅樹を抜いて球団新記録となる開幕戦5勝目を挙げていた。

 開幕からの連勝となれば、開幕13連勝を成し遂げた2020年以来2年ぶりで、2戦2勝は14年以来8年ぶり。白星を得れば、阪神戦通算20勝目。巨人投手の阪神戦20勝は12年に達成した内海哲也以来、16人目となる。

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