大谷翔平 二刀流出場で4回途中3失点&3の1、1打点 “大谷ルール”には「最初から飛ばしていきたい」

[ 2022年4月1日 08:14 ]

<ブリュワーズ・エンゼルス> 初回、イェリッチに投げ込む大谷 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は31日(日本時間4月1日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH兼投手」として出場。投げては4回途中65球、2安打、4三振、3四球、3失点(自責2)。打っては3打数1安打1打点。5回に代打を送られ退いた。

 オープン戦最後の投打同時調整。球威、切れ、ともに申し分なく素晴らしい仕上がりを見せた。最速は99マイル(約159キロ)。大谷は「最後の登板をしっかり予定通りにこなせたのが一番良かったところ。スムーズにシーズンに入れるように頑張ります」と話した。

 初回、2死一、三塁からアダメスに追い込んでからのスプリットが落ちずに左翼へ適時二塁打され2点を失ったが、乾燥気候のアリゾナでは仕方のないところ。気にする様子もなかった。直球にはスピードとともに力があり、スライダーや新球スプリットチェンジは打者の手元で鋭く変化する球が多く状態の良さを伺わせた。2、3回はともに三者凡退に抑え、打っては4回2死から左腕ラウアーのカーブを右前打し、3試合連続安打とした。

 今後は投げる方はブルペン投球で調整。「疲れをとってフレッシュな状態で(開幕の)マウンドに上がれればいい。その間打席数とかもしっかり管理しながら、入れたいなと思っています」と話した。

 この日、大リーグ機構から正式に発表された先発投手が降板後にDHとして出場が続けられる「大谷ルール」については「アグレッシブにピッチャーの方もバッターの方も対応できると思う。思い切って最初から飛ばしていきたい」と意気込みを口にした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月1日のニュース