中日・ビシエド 来季40発へ打撃改造着手 立浪監督&ノリコーチから「助言をもらった」

[ 2021年11月16日 05:30 ]

<中日秋季キャンプ>立浪監督(右)が見つめる前で、ロングティーを行うビシエド(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 来季残留が決定的な中日・ビシエドが15日に秋季キャンプ中のナゴヤ球場を訪れ、立浪監督、中村紀打撃コーチと本塁打増を目的とした打撃改造に取り組んだ。

 シーズン後も日本に滞在し、キャンプ参加を免除されていた中、屋内練習場で3人だけで話し合い。ティー打撃ではゆったりと球を呼び込むタイミングの取り方、効率よく力を伝えて打球に角度をつけるフォームを模索し、約40分間の練習に充実した表情だった。

 「監督と意見交換し、打撃コーチとも話ができた。特別な時間を取ってもらい自分のスイングが良くなるように助言をもらった。よい時間を過ごせた」

 今季17本塁打は昨季と並んで来日6年目で最少。来春にフォーム改造を打診する考えを示していた立浪監督は前倒しで着手し、「40本打てるだけのスイングを持っている。あのスイングを生かすための準備」と期待。ビシエドも「40本は不可能ではない。このチームで勝ちたい。優勝したい」と宣言した。(中澤 智晴)

続きを表示

2021年11月16日のニュース