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磐田東・植田&常葉大菊川・広瀬 両校から初の東海大野球部入り

[ 2021年11月16日 05:30 ]

東海大に合格し、喜びの磐田東・植田
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 今夏静岡県大会で県4強入りした磐田東野球部の植田弘敏遊撃手と、プロ野球のコーチを父に持つ常葉大菊川の広瀬蓮外野手(ともに3年)が15日、首都大学リーグ1部で春秋通算74回の優勝を誇る東海大学の体育学部にスポーツ・音楽優秀者総合型選抜入試で合格した。ともに同校から同大野球部入りするのは初めてのこと。(小澤 秀人)

インテリアデザイナーを目指す夢を軌道修正し、もう一度野球の可能性にかけてみた。植田は誘いを受けた数校の大学から東海大を選択。見事希望をかなえ「ホッとしました。高校野球に比べてはるかに高いステージになるので、合流してすぐなじめるようレベルを上げていきたいです」と意気込み交じりに喜びを口にした。

 2年生までに実現したい目標がある。東海大に所属する2歳上の次兄・結喜投手との競演だ。中学、高校と所属チームが異なり「“超えたい”と思うようになった(尊敬する)兄の後ろで守りたいんです」と頬を緩める。

 そのためにも、オリックスで売り出し中の紅林弘太郎(19=駿河総合出)のように1メートル84、83キロと恵まれた体格を生かした打って守れる大型遊撃手としてアピールする必要がある。今夏県大会では浜松学院との初戦で先制弾。藤枝明誠との準々決勝でも逆転打を放って相手の県3冠を阻止した。ここ一番の強さは本物で「大学では打率の高い選手になりたい」とアベレージヒッターとして活躍を期し、4年後のプロまで見据えている。

 休み時間に合格を確認した広瀬は「再び野球ができる環境をつくってくれた方々全てに感謝します」とホッと息をつき「一日でも早くリーグ戦に出られるよう練習をしていきます」と心躍らせた。
 父・純さん(42)が広島で1軍外野守備・走塁コーチを務めていることで話題となり、昨秋は勝負強い打撃で東海大会出場に貢献した。しかし、今年は春から右肩の故障もあって思うようなプレーができずじまい。ラストサマーは背番号19で2試合に出場したものの、チームは14年続いていた16強以上に届かず県3回戦敗退という屈辱を味わった。

 「高校野球には後悔しかありません」
 父の「今しかない」という言葉を胸に、巻き返しのステージに向けすでに準備を始めている。大事なのは1メートル88、90キロと恵まれた体を生かしきること。(1)ボールの見極め(2)コンタクトする力│を養いながら「ホームランを打って、成長した姿を見せたい」とバットを振り続けている。

 「凄い人たちがいる中で刺激を受けながら成長。自分がパイオニアになって、後輩たちにつながっていければ」と自覚を持ってサバイバルに入る。

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