野球道具を大切にする大谷が…珍しくバット叩きつけ感情露わ 7回痛恨同点被弾 打席回らず戻ったベンチで

[ 2021年9月27日 08:25 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―5マリナーズ ( 2021年9月26日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>7回、打席が回らず交代となり悔しさをにじませてベンチ裏へ向かう大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・投手」で今季20度目の投打同時出場。珍しくバットを叩きつけ感情を露わにする場面があった。

 同点ソロ本塁打を浴びた後の7回の自軍の攻撃、2死一塁で9番・フレッチャーが凡退し、自身まで打順が回らなかった場面だった。大谷は7回1失点で降板し勝敗はつかず、バットをベンチのバット入れに叩きつけて感情を露わにした。普段は野球道具を大切にしており、珍しいシーンだった。

 大谷は7回まで112球を投げ、5安打1失点で毎回の10奪三振。2桁奪三振はメジャー通算6度目で今季4度目、2試合連続2桁奪三振はメジャー自身初で今季球団初。今季156奪三振は、球団では18年のヒーニー以来の150奪三振となったが、この日は、1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来103年ぶりの「同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打」がかかっていたが、白星はつかず快挙達成はならなかった。エ軍は大谷がマウンドを降りた後に4点を勝ち越され、1―5で敗れた。

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