楽天・田中将、7回4安打1失点好投もまた援護なし…6戦連続白星お預け

[ 2021年9月27日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天1―1オリックス ( 2021年9月26日    京セラD )

<オ・楽>7回、暴投で先制を許し、ベンチで厳しい表情の田中将(撮影・北條 貴史)
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 楽天は田中将の7回4安打1失点の好投を、勝利に結びつけることはできなかった。最速153キロの直球を軸に、スライダーやスプリットをコースに投げ分け、的を絞らせなかった。

 「フォームに修正を加えたことで安定した。ある程度意図したところに投げられた」。5回5失点で6敗目を喫した前回登板の反省を生かし、この日は上げた左足を下ろすタイミングを微調整するなど修正。0―0の7回2死三塁、モヤへの6球目の内角低めへのスライダーが暴投になるなど、自己ワーストの3暴投も「空振りを取りにいった球。悔いはない」と振り返った。

 6戦連続白星なしも、投球内容には納得。チームは9回に追いつきドロー。石井監督は田中将の投球を称えた上で「同点で終われたのは最低限かな」と結果を受け止めていた。(重光 晋太郎)

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2021年9月27日のニュース