ヤクルト・村上 “ドヤ顔”最年少100打点 “吉兆”の16得点爆勝呼んだ

[ 2021年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト16―0中日 ( 2021年9月26日    神宮 )

<ヤ・中>初回2死一塁、村上は38号先制2ランを放つ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(21)が26日、中日戦の初回、決勝&先制の右越え38号2ランを放ち今季100打点目を挙げた。21歳シーズンの100打点は、18年の巨人・岡本和の22歳シーズンを抜く最年少記録。38本塁打は巨人・岡本和に並びリーグトップに立った。山田哲人内野手(29)は、満塁弾など2発を含む3安打7打点で、球団日本人タイの5度目の30号達成。前回優勝した15年以来の16得点で8連勝し、12戦負けなしの球団記録に並んで首位をキープした。

 打球を指し示すようにバットを掲げ、村上はドヤ顔で足を踏み出した。初回2死一塁。小笠原の初球、ど真ん中の141キロシュートを強振した。打った瞬間に確信。右翼席中段への先制2ランで、打点はジャスト100に到達した。

 「チャンスで打つのが仕事。一つの目標として達成できて良かった」

 リーグトップの巨人・岡本和に並ぶ38号。21歳シーズンでの100打点達成は、その岡本和を抜く史上最年少になった。21歳7カ月の100本塁打に続く最年少記録を樹立。若き4番は「前を打つ先輩方がチャンスでたくさん回してくれるおかげ」と感謝した。

 3番を打つ山田が2本塁打し、今季7度目のアベック弾。「チームの中心は僕と山田さん」とする7学年上の先輩は、試合前のキャッチボール相手でもある。試合中には相手投手の印象などをベンチで意見交換。目の前を打つ3番・山田の姿に「頼もしいし、本当に気楽に打席に立てる。どちらかが調子が悪い時はカバーしあって、3、4番として常にチームを引っ張っていけるようにしたい」と信頼し合う。

 7月16日の山田の29歳の誕生日には、スニーカーをプレゼント。東京五輪ではともに金メダル獲得に貢献し、山田をお姫様抱っこする姿が話題になった。監督通算100勝となった高津監督は「仲がいい。ムネ(村上)が哲人(山田)をリスペクトしていない…、友達みたいな感じ」と冗談めかすが「でもそれを許している、一線を引いて哲人が仲良く後輩を面倒見ている」と指揮官も認めるチームリーダーの2人だ。

 クリーンアップが打線をけん引し、14安打16得点の大勝。チームは10年ぶりの8連勝で、12戦負けなしとなった。2人で並んだお立ち台。球団日本人タイ記録の5度目の30号について山田は「ある人物にすぐ抜かれると思います…。皆さん分かっていると思いますけれど…、村上選手です」と言った。笑顔で聞いていた村上は「とにかく優勝だけを目指して頑張ります」とファンに約束。6年ぶりの頂点へ、2人の競演がさらなる勢いをもたらした。(青森 正宣)

 ≪最年少40本も射程≫21歳の村上(ヤ)が38号2ランを放ち、今季100打点。18年岡本和(巨)が22歳でマークしたシーズン100打点の最年少記録を更新した。シーズン40本塁打にはあと2本。こちらの最年少記録は63年王(巨)、85年秋山(西)の23歳となっており、塗り替える可能性が高い。なお、ヤクルトでシーズン40本塁打、100打点は13年バレンティン(<本>60、[点]131)まで5人。日本人では04年岩村(<本>44、[点]103)だけで、村上が2人目を狙う。

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