阪神・佐藤輝 50打席連続無安打も2四球に復調の兆し?ボール球に手を出さず見極める場面も

[ 2021年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-3巨人 ( 2021年9月26日    東京D )

<巨・神>5回2死二塁、佐藤輝は四球を選ぶ(投手・鍵谷)(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 阪神・佐藤輝は一塁ベースを回ったところで思わず天を仰いだ。8回先頭の最終打席。ビエイラの157キロを捉えた鋭いライナーは中堅・丸の正面を突き、地面寸前で捕球された。

 復帰4戦目も2打数無安打。2四球はあっても安打は出ず、セ・リーグ野手記録(47打席=16年の中日・荒木雅博ら2人)、2リーグ制の新人野手記録(48打席=50年の阪急・山下健)を一気に更新する50打席連続無安打まで伸びた。

 最近2試合はボール球に手を出さず見極める場面もあり、復調の兆しは見えつつある。さらなる浮上のきっかけとして待望されるのは、やはり8月22日の中日戦から遠ざかる安打に他ならない。矢野監督は「輝もまだヒット出てないんでね。全員で何とかしていきます」とチーム一丸でカバーする姿勢を強調した。

続きを表示

2021年9月27日のニュース