巨人戦で豪打復活や 阪神・佐藤輝27打席連続無安打も 矢野監督4試合ぶり先発起用示唆

[ 2021年9月3日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神ー中日(降雨中止) ( 2021年9月2日    甲子園 )

佐藤輝(左)を指導する矢野監督(撮影・平嶋 理子)  
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 巨人戦を豪打復活の場にしてみせる。5打席連続三振を含めた27打席連続無安打と不振を極める阪神・佐藤輝は、復調のきっかけをつかもうと甲子園に隣接する室内練習場でバットを振り、矢野監督や井上ヘッドコーチからの助言に耳を傾けた。

 3日の予告先発は戸郷。6月19日の甲子園での一戦ではスライダーを右中間スタンドに運んだ。井上ヘッドは「こういう本塁打を打ったというのは本人が一番分かっている。相性とかを判断して、首脳陣の意見が合致したときには名前を書き込む」と4試合ぶりの先発起用の可能性を示唆。「輝にしてみれば恵みの雨かもしれない」と続けた。

 自らバットを手に指導した矢野監督も「プロ1年目で初めてのことばかり。気づいてることは伝えている」と望みをかける。4月14日の甲子園初本塁打も5月2日の4番満塁弾も雨で試合が流れた翌日だった。期待はできる。(鈴木 光)

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2021年9月3日のニュース