阪神ドラ2伊藤将 もったいない2死からの2被弾 7回3失点で降板、5勝目ならず

[ 2021年6月19日 16:31 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2021年6月19日    甲子園 )

<神・巨(11)>6回2死、坂本に左越えにソロ本塁打を浴びた伊藤将(撮影・坂田 高浩)
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 阪神先発のドラフト2位・伊藤将は巨人打線に2本塁打を浴びるなど、7回6安打3失点で降板。6試合連続の被弾はいずれも2死からと、もったいない形での失点となった。

 初回は1死からウィーラー、丸の連打で1死二、三塁のピンチを背負うと、4番・岡本和に右犠飛を打たれ、先制を許した。その直後に味方が同点に追いつくと2、3回は持ち味の制球力を発揮して危なげない投球を披露。しかし、4回は簡単に2死を奪ったが、大城に甘い変化球を右中間席に運ばれ、勝ち越しを許した。6回も先頭の丸に右前打を打たれたが、続く岡本を二ゴロ併殺。ピンチの芽を摘んだかに思われたが、続く坂本に真ん中のツーシームを左翼席まで運ばれ、追加点を許した。

 巨人戦は今季3度目の登板。前回5月15日の対戦では初回の失点から流れを呼び込むことができず6回5失点で敗戦投手になった。「初回を1番大切にして、自分にもチームにもリズムを持ってこられるように投げたい」。登板に向けて、課題を挙げていたが、この日も前回同様、初回に失点。中盤は一発攻勢を浴びながらも粘り強い投球を披露した。

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