左右の140キロ投手を擁する日大豊山・小川慶人主将「頂点を目指したい」

[ 2021年6月19日 21:31 ]

抽選会を終えた日大豊山・小川慶人主将(撮影・柳内 遼平)
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の東西東京大会の組み合わせが19日、決まった。東東京大会でシード校の日大豊山は2000年夏以来となる2度目の甲子園出場を狙う。

 抽選を終えた小川慶人主将(3年)は「春は簡単にフライを上げる淡泊な打撃だった。修正して頂点を目指したい」と意気込んだ。

 ともに最速140キロ超えの右腕・荒木慈安(3年)と左腕・玉井皓一朗(3年)がチームの軸。安定感抜群の2人に小川は「安心して任せられる。投手中心に守備から打撃につなげていきたい」

 2本柱を援護する打撃陣は福島直也監督の下、冬の練習期間にウエイトトレーニングなどでパワーをつけ、打撃練習で格段に飛距離を伸ばすなど成果を得た。

 だが、春季大会では球速の遅い投手に苦戦。指揮官は大会後に「課題は修正力、対応力。徹底力。打たせにくる投手にどう対応していくか」と課題を挙げた。

 自力を持つ野手陣が対応力を見せれば、攻守に隙はなく、甲子園が見えてくる。(柳内 遼平)

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2021年6月19日のニュース