東東京大会・帝京はシード不在の組 「男気じゃんけん」好きの田巻脩三が強運発揮

[ 2021年6月19日 19:37 ]

抽選に臨んだ帝京の田巻脩三選手(撮影・柳内 遼平)
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の東西東京大会の組み合わせが19日、決まった。東東京大会では強豪・帝京がノーシードから11年以来10年ぶりの甲子園出場を狙う。

 外野手の田巻脩三(3年)がシード不在の組を引き当て「“ヨッシャー”という感じです」と喜んだ。

 例年は主将が抽選を行うが、前田三夫監督の提案で3年生20人による「じゃんけん」で代表を決定。同校OB・石橋貴明氏がテレビ番組などで行う「男気じゃんけん」が好きだという田巻が大役を勝ち取った。

 昨年夏はコロナ禍で甲子園への道は断たれたが、東東京の独自大会で優勝。「1つのエラーも許さないという執念を学びました」と先輩の姿を胸に刻む。

 抽選前には同校サッカー部が11年ぶりにインターハイ出場の吉報が届き「その波に乗りたい。一戦必勝でいきます」と言葉に力を込めた。(柳内 遼平)

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2021年6月19日のニュース