巨人・原監督 戸郷リーグ単独トップ7勝目にも辛口「まだまだ“途上”だから。“戸郷”じゃないから」

[ 2021年6月19日 18:32 ]

セ・リーグ   巨人6―2阪神 ( 2021年6月19日    甲子園 )

<神・巨11>7勝目を挙げた戸郷(左)は原監督からねぎらいを受ける(撮影・後藤 大輝)
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 巨人は首位・阪神に6―2で勝利を収め、連敗を2でストップ。貯金6とし、阪神とのゲーム差を7に戻した。

 先発右腕・戸郷は先制してもらった直後の初回に1点を失って追いつかれたものの、7回6安打2失点でリーグ単独トップとなる今季7勝目(3敗目)。「立ち上がりは少し不安定感はあったんですけれども、しっかり修正をして、ゲームをしっかり支配し、つくってくれました」と評価した巨人の原辰徳監督(62)だったが「でもまだまだ“途上”だから。“戸郷”じゃないから」と付け加えた。

 それでも初回に主砲・岡本和の右犠飛で1点先制し、1―1で迎えた4回には大城が右中間スタンドに6号ソロを放って2―1と勝ち越し。6回には坂本が通算250号となる左越え8号ソロを放ってリードを2点に広げた。その裏には3―2と1点差にされたが、8回には丸がバックスクリーンへ5号2ランを放って突き放した。「1点とはいえ先制、中押し、ダメ押しといい形で点は取れたと思います」と原監督。首位・阪神相手に3連戦勝ち越しがかかる20日に向けては「先発ピッチャーが今日のような形の緊張感のあるゲームをつくるということは非常に重要なこと。そういう点では(高橋)優貴に頑張ってもらって、しっかりと打者陣が点を取っていくという形になればいいなと思います」と意気込んでいた。

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