広島ドラ2森浦&ドラ3大道　そろって巨人戦無失点デビュー　佐々岡監督「向かっていく姿勢表れた」

練習試合   広島0－0巨人　※特別ルール （ 2021年2月17日    沖縄セルラー ）

＜練習試合　巨人・広島＞力投する森浦　（撮影・森沢裕）
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　赤ヘルの即戦力新人は栗林だけでない。ドラフト2位左腕の森浦（天理大）と同3位右腕の大道（八戸学院大）も、そろって1回無失点でデビューした。

　森浦は制球良く10球を投げて松原を一ゴロ、八百板を左飛、北村を遊ゴロに打ち取った。「しっかり全力で腕を振って投げることができた。もっと抑えて開幕1軍でいたい」。右打者の内をスライダーで突く攻めを見せ、球威も最速140キロまで上がった。

　大道は2死からの1死球と2暴投で走者三塁を背負った一方、強打の大城を高めで仕留めるなど最速149キロを武器に2三振を奪った。寒風が吹く中、半袖で力感たっぷりの14球。「汗をかくのでいいかな、と。新鮮な感じ。内容の濃い一日だった。次につながる」。佐々岡監督も「新人は向かっていく姿勢が表れて、いい投球だった」と評価した。