阪神・大山「可能性が0・1%でもあるなら」自主的に一塁守備練習 腰背部の張りから回復順調

[ 2021年2月18日 05:30 ]

<阪神キャンプ> 一塁の守備練習を行う大山(撮影・大森 寛明)
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 腰背部の張りで大事を取り別メニュー調整中の阪神・大山が、今キャンプでは初めて一塁守備に取り組んだ。

 「やれと言われたのではなく、自主的にです。シーズン中にやる可能性が0・1%でもあるのであれば、やっておくべき。しっかり準備するという部分で、できる時間があったのでやりました」

 午後からのフリー打撃に合わせてメイン球場へ姿を見せると、本職である三塁守備を軽快にこなした。その後、打撃回りに参加しないことで生まれた“隙間時間”を有効活用。自身の判断から、ファーストミットを手に一塁守備練習に励んだ。

 不動の三塁として期待されるのは言うまでもないが、危機管理の一環として決してマイナスにはならない。矢野監督も主体的な取り組みを「大山が両方できるっていうのは、うちにとってはプラス」と評価した。

 午前中にはマシン打撃を行うなど、患部の状態は着実に良化している。「自分の中では良くなっている」。12日の紅白戦以来となる実戦復帰へ向けて、完治に努めながら一歩ずつ前進していく。

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2021年2月18日のニュース