東京ガスのプロ注目左腕・高橋はスポニチ大会へ準備万端「凄く良い状態」

[ 2021年2月18日 18:00 ]

躍動感あふれるオーバースローのフォームで投げ込む高橋投手(撮影・柳内 遼平)
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 社会人野球の第75回JABA東京スポニチ大会(3月8日開幕、神宮など)に出場する東京ガスが18日、東京都大田区の同社グラウンドで行われた練習を公開した。

 今秋のドラフト候補に挙がる最速147キロ左腕の高橋佑樹投手(23)はブルペン入りし、直球や新球のシンカーなど24球を投げ込み「凄く良い状態。冬からつくり直したフォームがかみ合っている。来週から始まるオープン戦で試合勘を取り戻したい。スポニチ大会に照準を合わせます」と話した。

 川越東から慶大に進学した左腕は東京六大学野球リーグで通算16勝4敗の成績を残し、東京ガスに入社。昨年の都市対抗野球はJR東日本に補強選手で加わり、1年目から大舞台を経験。補強選手で約1カ月間チームを離れ「東京ガスで勝ちたいという思いがより強くなった」と振り返る。

 社会人2年目の今年はドラフト指名が解禁となる。今年最初の公式戦となるスポニチ大会へ向け「神宮のマウンドが凄く好きなので立ちたい。優勝すれば日本選手権に出場することできるので優勝したい」と意気込んだ。

 山口太輔監督が「全ての変化球でストライクが取ることができ、勝負勘がある投手」と評するサウスポーのマウンドさばきに注目だ。

 ◆高橋 佑樹(たかはし・ゆうき) 1997年(平9)10月9日生まれ、埼玉県出身の23歳。小1で野球を始める。三室中では硬式の東京神宮シニアでプレー。川越東を経て、慶大では1年春から登板し、通算57試合で16勝4敗。1メートル75、85キロ。左投げ、左打ち。

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