Rソックス沢村入団会見「上原さんの存在が僕のことを導いてくれた」

[ 2021年2月18日 10:05 ]

オンラインで入団会見に臨んだ沢村

 ロッテから海外FA権を行使し、レッドソックスに入団が決まった沢村拓一投手(32)が17日(日本時間18日)、オンラインでの入団会見を行った。日米メディア約50人が集まる中、柔和な笑顔を見せ「自分が求められている部分、評価されている部分を出したい。優れたリーグなので壁にぶち当たるかもしれないけど、変化しながら対応していきたい。チームのために何ができるかを考えて、今年1年ボストンのために戦えたらなと思います」と抱負を述べた。

 数あるオファーの中からレ軍入団を決断した理由については、古巣・巨人の先輩でもあり上原の存在を挙げた。「2013年にワールドチャンピオンになった時に、ライトのフェンウェイ・パークのブルペンから(登場曲の)サンドストームが流れる中、マウンドに向かう姿に憧れて、日本でずっとサンドストームを使っていた。そういった意味では上原さんの存在、またはアドバイスが僕のことをボストンレッドソックスに導いてくれたと思っています」と説明した。

 チームは昨季地区最下位に沈み、絶対的な守護神が不在。抑えへの意欲については「任せられたところでしっかり頑張りたいなと思います。そのポジションまで何とか成長していきたいなと思います」と力強く語った。

 チームは18日(日本時間19日)にバッテリー組キャンプインを迎える。現在、日本に帰国している沢村はビザの手続きなどが完了次第、フロリダ州フォートマイヤーズの春季キャンプに合流する。

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