西武・森 復活3安打 前日微熱で練習欠席も「もう全然治った」

[ 2021年2月18日 05:30 ]

西武紅白戦   白組5-1紅組 ( 2021年2月17日    南郷 )

紅白戦の初回無死、左前打を放つ森(撮影・尾崎 有希)
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 バイバイキ~ン!ばいきんまんも「ハーヒフーヘホー」と逃げ出したに違いない。前日の練習を体調不良で欠席した西武・森が完全復活。今季初の実戦だった紅白戦で3安打1打点と活躍した。

 「まだまだこれからだなという感じ。3本とも理想の形じゃなかった」。少しでも打席が多く回るようにという首脳陣の配慮で1番で出場すると、1、2打席目に左前にポトリと落ちる安打をマーク。5回1死二、三塁ではカウント3ボールから佐野の直球を強振、中前適時打を放った。

 「もう全然治った。普通のいい状態です」。足の傷口からばい菌が入り、16日朝に37度を超える微熱が出た。午前中に日南市内の皮膚科を受診。抗生物質などを処方してもらい、宿舎で静養した。「(17日の)朝には熱が下がった」。この日は早出練習から元気に参加。ばい菌を退治して明るい表情だった。

 気温7度。雪交じりの強風が吹く中、野手不足のために途中から一塁の守備にも入った森は「新鮮で楽しかった」と笑う。やっぱり選手会長には笑顔がよく似合う。(鈴木 勝巳)

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2021年2月18日のニュース