“とんでもない新人だ” 阪神ドラ1佐藤輝 特大弾で自身最多の4安打 今春2本目のアーチ

[ 2021年2月18日 16:16 ]

練習試合   阪神―DeNA ( 2021年2月18日    沖縄・宜野湾 )

<練習試合 D・神>9回2死二塁、佐藤輝は右越えに2点本塁打を放つ。投手伊勢(撮影・北條 貴史)
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝(近大)がDeNA戦でダメ押しの2ランを放った。

 9回2死二塁で巡ってきた5打席目。1―1から4球ファウルした後、右腕・伊勢から中堅方向のスコアボードを越えて後部の防球ネットを直撃する特大の一発を見舞った。9日の日本ハム戦で鈴木健から放って以来、今春2本目となった。

 この日は初回無死一、二塁で昨季10勝(6敗)をマークした先発の大貫から、いきなり右翼線に運ぶ適時二塁打。同一リーグの主力級投手から放ち、勢いに乗ると、3回には再び大貫から中前打。さらに7回、同点とし、なおも2死一塁で、3番手の右腕、武藤の縦の変化球を捉えると、打球はDeNAの二塁手、新人・牧を襲う一打(強襲安打)となり、弾いて右翼方向に転がる間に一塁走者・木浪が勝ち越しの生還。そして、極めつけが9回の特大弾。9日の日本ハム戦の3安打を上回る自身最多4安打を記録した。

 前日の17日には、「そういう(主力)投手を打っていかないと(シーズンで)結果残せない。準備段階なんでしっかりと捉えて、いい安打というのが必要。しっかり打ってアピールしたい」と話していたが、まさに有言実行。これで、実戦では5試合連続安打。安定感に加え、新人とは思えない爆発力を見せた。

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