守護神復帰の楽天・松井 今季初実戦「まだまだですね」 ピンチ招くも1回零封

[ 2021年2月18日 16:58 ]

練習試合   楽天2―1ロッテ ( 2021年2月18日    沖縄・金武町 )

<練習試合 楽・ロ>ロッテ打線を封じる松井 (撮影・白鳥 佳樹)      
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 楽天の松井裕樹投手(25)が今季実戦初登板し、1イニングを無失点に抑えた。

 6回から3番手で登板。先頭から安打と四球で、いきなり無死一、二塁のピンチを招いた。ただ、そこからは菅野を右飛、高部を空振り三振、山口を遊ゴロと打者3人を続けて抑え、得点は許さなかった。

 今季からリリーフに再転向し、クローザーを任される見込み。初実戦のマウンドを「まだまだですね。バッターに投げるとどうしても力んでしまう。(体が)前にまだ突っ込み気味なので。真っすぐでの空振りがなかった。まだまだ自分のタイミングが合っていなかった」と振り返った。

 この日は気温12度と肌寒く、強風が吹き荒れる厳しいコンディションでもあった。「こういう天候でも試合は入ってくる。そういう時に自分の投球を100%に近づけられるように準備も必要。いい勉強になりました」と無失点にも表情は崩さず、経験を公式戦につなげていく。

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2021年2月18日のニュース