阪神ドラ1佐藤輝は「サードも外野も両方やれたらはめやすい」 17日の矢野監督語録

[ 2021年2月18日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>三塁守備でノックを受ける佐藤輝(左は大山)(撮影・坂田 高浩)
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 【17日の阪神・矢野監督語録】

 ▼投手もケース打撃に参加 ピッチャーも打順に入っているんだから、やってもらわないとダメでしょう。自分を助けるために。それができないんであれば代打を送るしかないし。当然かなと思っているけど。

 ▼藤浪、秋山も バントをできた状態でマウンドに上がるのか、バント失敗してマウンドに上がるのかがね。流れの中で違うんでね。セ・リーグは打席に立つ。そういうところはしっかりやれるというのは大きな部分でもある。勝敗で言えば、オーバーに言えば何勝も変わることも出てくる。それはチームのためにも自分のためにも、意識を高くやっていってもらう必要があるかなと思っています。

 ▼18日はDeNAの三浦新監督と初対戦 あんまり意識ないけどね。終わってからこういう野球をするのかなとか、それはオープン戦だからそうするのかなとか。オレが意識することはないけど、監督が変わればそのチームの色って変わる。三浦監督になれば、三浦監督の色で何を大事にしているのかっていうのは、1試合では見えないかもしれない。なかなか見えにくいと思うけど、戦った中からこうかな、ああかなっていう感想は出てくると思う。

 ▼複数ポジションは準備の一環 やれることを今のうちにしっかりやりたい。陽川にしても外野をやって一塁もやってというのもある。前も言ったんだけど、こっちの都合というのはもちろんある。あるけど、オレは選手の可能性も広げたいのね。陽川も1ポジションさえ出られないのであれば、外野でそのメンバーの中で出られないのであれば、一塁で出るチャンスがあれば一塁でやれた方が可能性が広がる。

 ▼佐藤輝の三塁で大山の可能性も拡大 佐藤輝だって、サードも外野も両方やれたらはめやすいというか、出やすいわけじゃん。自分の可能性が広がるわけだからね。サードとファースト、両方出られるぞとなれば、大山の可能性だって広がるわけじゃん。そういうところでは価値というのがある。違うポジションをやって気づくとか、自分はやっぱりこっちやりたいんだという思いに気づいたりとか、こっちのポジションはこういうことなんだなというのに気づけたりとか。新しいところをやれば新しい発見もある。そういうところでは選手の可能性が広がるというのもあると思う。そう思って、オレの中ではしっかり準備していこうと思っているところです。

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2021年2月18日のニュース