オリ山本が「進化」を示す38球 初のブルペンで新フォームに確かな手応え

[ 2021年2月4日 13:21 ]

ブルペン入りしたオリックス・山本由伸(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・山本が4日、宮崎春季キャンプで初のブルペン投球を行った。直球の「伸び」は圧倒的で、直球とほぼ同球速の高速フォークやカットボール、スライダーなども織り交ぜて38球。中嶋監督や福良GM、湊球団社長らが見つめる前で、順調ぶりを示した。

 山本は今オフ、投球フォームの改良に着手。これまで、上げた左足を一度静止気味にしてから始動するスタイルから、タメの動作を省いて一連の流れで投げるフォームに挑戦中。以前、「スムーズな体重移動ができるフォームは直球の伸びも全然違うので」と話していた。球界屈指の好投手に成長した背番号18が、さらなる進化を遂げている。

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2021年2月4日のニュース