阪神・藤浪 2・7紅白戦が今春初実戦 取り組み中のワインドアップ投法で打者に試投

[ 2021年2月4日 05:30 ]

<阪神キャンプ> 投内連係の練習で二塁に送球する藤浪(撮影・大森 寛明)
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 阪神の藤浪が、7日の紅白戦で今春初実戦に臨むことが決まった。今年から取り組むワインドアップ投法で初めて打者と対峙(じ)する一戦。逆襲ののろしを上げる快投に期待が高まる。

 1つのチェックポイントになるマウンドだ。先乗り合同自主トレから休日を挟んで“4連投”を敢行するなど、第1クール序盤は、新フォームをしっかりと体に染みこませる時間に費やしてきた。2日には、左足を上げた際に三塁方向へ視線を向け正対するフォームに微修正。頭が突っ込みすぎず、右側に体重を残すためで投球後には「マウンドでしっかり表現できた。制球、球質ともに良かったと思う」と確かな手応えを口にしていた。

 第1クール3日目は今キャンプ初めてブルペン入りせず、ミドルダッシュなど精力的に汗を流して終えた。紅白戦では、注目のドラフト1位・佐藤輝や井上らと対戦する可能性も十分。期待の大砲たちをなで斬って、逆襲のシーズンへ好発進を決める。

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2021年2月4日のニュース