楽天・浅村 視察の侍ジャパン・稲葉監督にアピール145メートル超特大弾

[ 2021年2月4日 05:30 ]

侍ジャパン・稲葉監督の前で快音を響かせる楽天・浅村(撮影・白鳥 佳樹)  
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 昨季の本塁打王が驚がくのパワーを見せつけた。楽天・浅村がフリー打撃で、視察に訪れた侍ジャパン・稲葉監督の前で柵越えを連発した。圧巻だったのは左中間席の照明灯を直撃する推定飛距離145メートルの超特大弾。フェンスオーバーは59スイング中17本で「3日目にしては良いかな」とうなずいた。

 1年ぶりの再会にモチベーションが上がった。打撃練習を終えると、稲葉監督にあいさつ。「久しぶりにお会いして、改めて日本代表への気持ちが強くなった。日の丸を背負って戦いたいので、まだまだアピールしないといけない」と東京五輪への強い思いを口にした。石井監督も「勝負強いし、ひと振りで流れを変えられる。ぜひジャパンのユニホームを着てほしい選手」と背中を押す。

 4日で第1クールが終了する。浅村は「まだ自分のスイングが固まっているわけではない。シーズンに向けて徐々に状態を上げていければ」。シーズンと五輪の両方で頂点を目指している主砲の調整は順調だ。(重光 晋太郎)

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2021年2月4日のニュース