阪神・高山　ライバル佐藤輝と同じ1番で紅白戦へ　「外国人来たら真っ先にはじかれるのが僕」

＜阪神キャンプ＞　走塁練習で二塁に滑り込む高山（撮影・大森　寛明）
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　阪神・高山は佐藤輝と同じ「1番左翼」で最初の紅白戦を迎えることが決まった。矢野監督は「ライバルなわけだから。同じ条件のところで並べてやってみてもいいかなと思う」と説明。佐藤輝が20年ドラフト1位なら、高山は新人王にも輝いた15年ドラフト1位。用意された“直接対決”に燃えた。

　「ベテラン、外国人が合流したら、真っ先にはじかれるのが僕。今のうちにやるしかない。本当に今やるしかない。中盤、後半になったら出られなくなるので、今のうちにやれることをやっておかないと。時期とかどうこう言ってられない」

　言葉でも示した強い危機感。練習前には先攻後攻を決める「じゃんけん」で佐藤輝に敗れた。すでに真剣勝負は始まっている。巻き返しへ実戦で意地を見せたい。