阪神平田2軍監督一問一答 1年目終える西純に「十分合格。矢野監督の楽しみが増えたんじゃない」

[ 2020年11月29日 17:21 ]

フェニックスリーグ   阪神6―6楽天 ※両チーム申し合わせにより8回で終了 ( 2020年11月29日    アイビー )

フェニックスL<神・楽>試合後に平田2軍監督(手前左)の話を聞くナイン(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は楽天との最終戦を引き分け、フェニックス・リーグを8勝8敗2分けで終えた。平田2軍監督は試合後、先発の西純(5回5失点)や、井上、遠藤など1年目を終えた高卒新人らに言及した。以下は一問一答。

 ―西純について
 「週1の登板でちょっと今日はだんだんとへばったけど順調に、今日はキャッチャーフライが(逆光で)見えなくて(4回まで1失点も、5回2死一、二塁で黒川を打ち取ったフライを坂本が見失い失点)というところでの失点があったけど、十分合格。これ来年、矢野監督の楽しみが増えたんじゃない」

 ―矢野監督は以前に1軍キャンプに呼んでも支障がないと
 「それは矢野監督とスタッフが決めることだけど、十分推薦できるくらいの力は付けてきているね」

 ―5回に崩れた場面こそあったが
 「今日はね、あんまりよくなかったよ。やっぱりずっと投げて走り込みとかをしたり、秋季キャンプと同じようなランニングメニューを投手に課していたので。ちょっとへばりも最後になってきていたけど、十分な投球を見せてくれたと思う」

 ―フォームも変えて収穫があった
 「収穫、大収穫。来年のキャンプ1軍で見てやってくださいと言いたくなるよね」

 ―井上も最後まで4番を張った
 「井上も最後にヒットを打って、かなり打率にも執着があったけど、3本ホームラン打ったし、こんだけ連戦してイースタンと対戦して。遠藤も含めてだけど、遠藤も今日3本(安打)か。昨日4タコで2割5分らへんになったけど、3割近くをよくクリアしたと思う」

 ―遠藤は打点でもチームトップ
「うん、今日は盗塁もそうだしね。そういう積極性も彼の持ち味だし来年またショート、山本が入るとか出てたけど。このリーグみんな課題を持ってやってくれていたんで、本当にいいフェニックス・リーグになったと思うよ。1試合も流れずにね」

 ―西は体幹を鍛えたいと
 「まだね、本当の意味での馬力というか。それがつけば、140後半から150投げれる。今はちょっとバランスとかを考えている部分はあるけど、もっと力を入れればね、随時馬力がもっとつくと思うし。もっともっと伸びしろあるよ、及川にしても西にしても」

 ―オフに入る
 「今(ミーティングで)も言ったんだけど、今はコロナで大変な時期なんだけど、やっぱりこのオフが来季に向けて(大事)。ここにいる選手たちが戦力になることが1軍の1番の補強になるので。そういう競争がまた始まるんでね、新しい選手が入ってきて。非常に楽しみにしているという話はした」

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