西部ガス、初の8強入り 中3日の村田が101球1失点完投 香田監督「よく粘った」

[ 2020年11月29日 05:30 ]

第91回都市対抗野球 第7日・2回戦   西部ガス2―1鷺宮製作所 ( 2020年11月28日    東京D )

<西部ガス・鷺宮製作所>7回2死二塁、西部ガス・田場は勝ち越し適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 西部ガスの5年目の横手右腕・村田が、9回、101球で3安打1失点完投。初めての8強入りに導いた。

 7回1失点でチームの大会初勝利に貢献した1回戦から、中3日で先発。初回に失点も「逆に落ち着いてコースを突いていこう」と6種類の変化球を駆使し、2回以降は1安打に抑えて全国大会では初めての完投勝利となった。

 打線も6回に井手が同点ソロ、7回に補強選手の田場が左中間へ決勝二塁打で援護。再三の好守にももり立てられた村田はヒーローインタビューで「投手中心のチームと思っていない。これからも野手の方に頑張っていただきたい」と話し場内を笑わせた。

 駒大苫小牧を率いて04、05年夏の甲子園を連覇し17年から指揮する香田誉士史監督は「村田がよく粘った」と称えた。 (松井 いつき)

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2020年11月29日のニュース