日本ハム・木田投手コーチで2軍改革 2年連続Bクラスのチーム再建へ2軍総合兼投手コーチ就任

[ 2020年11月29日 05:30 ]

日本ハムの木田優夫投手コーチ
Photo By スポニチ

 日本ハムの木田優夫1軍投手コーチ(52)が来季から2軍総合兼投手コーチに就任することが28日、分かった。栗山監督はフェニックス・リーグを視察した際、2軍運営について「ファームのこれからの形は凄く話し合っている。ファームの在り方は本当に重要」と2軍改革の必要性を訴えており、2年連続で5位に沈んだチームの2軍再建に白羽の矢が立った。荒木大輔2軍監督兼投手コーチ(56、同<左>)は1軍のポストに就く見込みだ。

 日本ハムは大谷(現エンゼルス)が投打で活躍した16年の日本一以来優勝がなく、04年の北海道移転後2年連続Bクラスは球団史上初めて。チームの先発陣では吉田輝ら若手の台頭がなく、年間を通じて戦力となれなかった。「スカウティングと育成はリンクするものだけど、そこに関して手を入れないといけないところもある」と栗山監督。木田コーチには若手投手陣だけでなく、2軍の若手全体に対する育成が期待される。

続きを表示

2020年11月29日のニュース