阪神・近本 今季終盤、足を痛めていた!苦難乗り越え2年連続盗塁王「気持ちの面で苦しい時もあった」

[ 2020年11月29日 05:30 ]

大声を出してノックを受ける近本(撮影・北條 貴史)
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 満身創痍の中でのタイトル獲得だった。秋季練習に参加している阪神の近本が28日、今季終盤について言及。足を痛めていたことを初めて明かした。

 「シーズン入ってから(痛めたのは)足ですね。気持ちの面で苦しい時もあったんですけど、試合に出る以上はやらないといけないので。数はそんなにできなかったですけど、しっかり走れたのはよかった」

 2年連続の盗塁王は苦難を乗り越えた末のものだった。事の発端は27日。矢野監督がテレビ出演した際に、手負いの状態の中で活躍していたことを改めて評価した。2年目で初の全試合出場を果たしただけでなく、31盗塁をマーク。打率も・271から同・293まで引き上げるなど、自らに打ち勝った。

 甲子園で行われている秋季練習は足の回復を優先させるため、別メニューで調整している。この日も走塁練習やシートノックには入らなかったが、打撃練習は全メニューを消化。今は状態を整えながら来季を見据えて課題と向き合っている。(長谷川 凡記)

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2020年11月29日のニュース