巨人 2軍もソフトバンクに大敗 阿部2軍監督カミナリ「日本Sに出ていない選手とやっても、これだけ差」

[ 2020年11月29日 05:30 ]

フェニックスL   巨人1―11ソフトバンク ( 2020年11月28日    アイビー )

みやざきフェニックス・リーグでソフトバンク戦の指揮をとる巨人・阿部2軍監督
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 巨人の2軍は28日、「みやざきフェニックス・リーグ」でソフトバンクに1―11で大敗した。1軍は日本シリーズで2年連続の4連敗を喫したが、2軍も3戦全敗。阿部慎之助2軍監督(41)は怒り心頭になり、1回7失点KOされた先発の太田龍投手(22)らに罰走を命じ、守備で失策を連発した増田陸内野手(20)には苦言を呈した。

 サングラスとマスク越しにも怒りが伝わってきた。ソフトバンクに完全な力負け。ふがいない内容に、阿部2軍監督の口から厳しい言葉が並んだ。

 「日本シリーズに出ていない選手とやっても、これだけ差があると感じてほしい」。両チームのスタメンで日本シリーズに出場したのはソフトバンク・川瀬のみ。お互いに若手主体で激突したが、投打で圧倒された。

 先発の1年目右腕の太田がいきなりのみ込まれた。先頭の佐藤を見逃し三振に仕留めてから、2アウト目を取るのに1巡後の佐藤までかかった。5安打2四球で7点を失い、初回だけで63球を要してKO。力強いスイングで次々にはじき返される光景は、シリーズで球団ワーストの13失点を喫した第2戦と重なる。2番手の堀岡も2回1安打3四球で2失点。3回裏終了後、阿部2軍監督はベンチに戻った堀岡に「首振って、首振って、首振って、投げて逆球。自分で選択したんだから、責任持って投げないと」とカミナリを落とし、両投手には試合中に「罰走だよ」と命じた。

 負のスパイラルは止まらない。遊撃で出場した2年目の増田陸が3回2死満塁で一塁へ悪送球して2者が生還。4回には平凡なフライを落球した。指揮官は「小学生が守っているのかと思ったよ。普通のイージーなフライが捕れない。レベルが低い。当たり前のことを当たり前にしてほしい」と語気を強めた。

 打線もわずか4安打。8回に1点を返すのがやっとだった。1軍がシリーズで屈辱の2年連続4連敗してから3日後。2軍でも力の差を見せつけられた格好となってしまった。「自分らはヘボいんだと思わないと」と阿部2軍監督。チーム力の底上げのため、現実を受け止めていた。(青森 正宣)

 ▽ソフトバンクとの日本シリーズ 4連敗を喫した昨年の雪辱を誓ったが、初戦はエース菅野が6回4失点で敗戦。第2戦は投手陣が崩れて13失点して落とすと、第3戦は打線が9回2死までノーヒットに抑え込まれ、わずか1安打で零敗を喫した。第4戦は初回に坂本の適時二塁打で今シリーズ初めて先制したが、逆転負け。プロ野球史上初となる2年連続シリーズ4連敗を喫し、原監督は「打線がなかなか機能しなかった。私も含めてコーチ、選手が一回りも二回りも大きくならないといけない」と受け止めた。

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