日本ハム 有原&西川のポスティング容認 両選手の「メジャー移籍」の夢後押し

[ 2020年11月24日 04:00 ]

日本ハムの(左から)有原と西川
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 日本ハムが、有原航平投手(28)と西川遥輝外野手(28)が希望している今オフのポスティングシステムを使用したメジャー移籍を容認することが23日、分かった。

 シーズン終了後、球団は両選手と面談。容認すれば投打の主力の流出となり、慎重に議論を重ねたが、最終的に両選手の夢を後押しする方針となった。同一球団で同じ年に日本人選手2人が同制度を利用すれば初となる。

 今オフの大リーグの移籍市場は実績ある20代の先発投手が少なく、28歳の有原にはパドレス、レンジャーズなど複数球団が興味を示すとみられる。関係者によると、有原は近日中に申請手続きを行う見込み。西川も移籍市場の動向を見極めつつ、申請期限の12月12日までに手続きを行うことになる。

 コロナ禍で移籍市場は不透明な部分が多いが、両選手の挑戦にゴーサインが出た。

 ▽ポスティングシステム 海外FA取得前にメジャー挑戦できる制度。コロナ禍の今季は申請期間が1週間繰り下げられた。日本の所属球団は11月8日~12月12日の間に申請、米30球団に通知された翌日から30日間、獲得希望全球団と交渉可能。契約金、年俸などを基に譲渡金が算出される。本制度は18年11月1日から3年契約。

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2020年11月24日のニュース