日本ハム・清宮 栗山監督の前でアピール弾 覚醒へ「だいぶ良くなってきている」

[ 2020年11月24日 08:08 ]

<日・オ>栗山監督が視察したオリックス戦の4回に右翼へ同点ソロを放つ日本ハム・清宮
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 日本ハムの清宮幸太郎内野手(21)が23日、フェニックス・リーグ、オリックス戦に「3番・一塁」で先発出場し、初視察した栗山英樹監督(59)の前でアピール弾を放った。3年目の今季は打率・190で、過去2年と同じ7本塁打と低迷。真価の問われる4年目へ向け、悩める大砲が大きなアーチを描いた。

 左腕・宮城の直球を捉え、清宮は軽やかにバットを放り投げた。確信歩き。両翼100メートルの右翼の防球ネット上部を直撃する完璧な一撃だった。フェニックス・リーグでは「自分のスイングを取り戻す」ことがテーマ。「だいぶ最初よりは良くなってきている」と手応えを口にした。

 バックネット裏で視察した栗山監督は「久しぶりに幸太郎らしい本塁打を見た」と評価。その上で清宮には捉える確率向上を求めた。「たった1球しか来ない甘い球をどう仕留めるかが課題。つかまる球がいっぱいあったけど、仕留めきれていない。一流打者になればもっと高い確率でつかまえられるんだけど、その確率が悪過ぎる」。8回は右腕・吉田凌の甘い変化球をミスショットして三飛に終わった場面を例に出し、難しい球よりも、甘い球を確実に仕留め切る集中力を持つことに期待した。

 指揮官が注文を付けたのは、打撃内だけでなく守備面でもそうだ。「今日でも守備の合間の目線がどこにあるか気になる。1軍の試合でも集中力が凄く気になった。寝ている時も“全集中”しろとは言わないけど、まだまだ野球に対しての集中力を持たないといけない」と話した。

 栗山監督は、今季成績が伴わない清宮を1軍に置き続けた理由について「このチームに長打が必要」と説明。来季に向け「今度は本当に結果で示さないと。他の選手ならファームで長く待てるけど、待てない」と来季の覚醒を求めた。チームが優勝を狙う上で清宮の爆発は欠かせない。清宮が「見失っていた」と形容した自分のスイングが理想に近づけば、本塁打量産となるはずだ。(東尾 洋樹)

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