藤浪 医療従事者へ感謝「“自分がかかっているのでは”で行動することが拡大防止につながる」

[ 2020年4月24日 05:30 ]

記者会見を終えた藤浪
Photo By 代表撮影

 【藤浪に聞く】(テレビ代表取材)

 ――当時の感染対策の認識は。
 チームとして禁止とは言われていなかったですけど、自分の中で“まさか自分がと”。そういう認識があまりなかった。その辺りは軽率だったと思います

 ――嗅覚異常という症状はどういうものだったのか。
 自分が最初に気付いたのはワインのにおいがしなくて、あまりその時は気にとめなかったんですけど。次の日になっても鼻が詰まっていないにも関わらず、コーヒーのにおいであったり、飲み物のにおいがしなかったので、ちょっとおかしいなということで病院で受診する形になりました。

 ――症状の変化は
 4、5日ほどにおいがなくて、5、6日目ぐらいからですかね、においがするようになった。そこからはちゃんとにおうようになり、今はもう通常通りです。

 ――鼻づまりと区別はついたのか
 鼻づまりというか、花粉症だったり副鼻腔炎でにおいがなくなるというのはあると思うんですけど、それとはまたすごく違った症状。鼻がすごくスッキリ通っているのにも関わらず、においがしないというところは自分としてものすごく違和感があったので。鼻が詰まっているか、詰まっていないかというのが大きかった。すごく違和感があったので、違うものなのかと。

 ――結果的に嗅覚異常が新型コロナウイルスの症状として認知されることになった
 たまたま自分がそういう症状でなったということだけであって、いずれは世間に認知されることだと思うので。それよりも自分が感染経路として食事会とか、そういう軽率な行動があったので、そちらの反省の方が大きいです。結果としてそういうふうにつながったというのならいいですけど。

 ――陽性判定を知った時の心境
 自分自身としては熱も咳もまったくなく、いわゆるコロナウイルスの症状と言われていることが全くなかったので、自分では陽性ではないだろうとちょっと高をくくっていたところがあったので。まさか自分が…という気持ちがすごく大きかったです。

 ――入院中はどのような生活でどのような心境だった。
 病院の方々の指示に従って部屋に隔離という形で、その中でできる範囲のトレーニングをさせてもらったりはしていました。心境としては、当時、いろんな看護師さんの方とかいろんな方にお世話になりましたし、すごく病院の方々には感謝していますし、今、若い方でも重症化される中で、自分はこうして元気に復帰できているので、すごく感謝しています。また、医療従事者の方々の大変さはすごく近くで見ていて感じたところはありました。

 ――コロナウイスルが世界的に拡大している中、ウイルスの脅威をどう感じる。
 自分は医療関係者じゃないので、詳しいことはわからないですけど、感染力が強いにも関わらず、自分のように症状がほとんどないことがたくさんあると聞いている。その辺りがやはり怖い点かなと思います。

 ――感染者として世間に言えること。
 特に自分から言えることはあまりないですが、自分も“まさか自分が”と疑わなかったので、“自分がかかっているのでは”というふうに行動する方が、拡大防止にはつながると身に染みて思いました。

 ――筋力低下など体への影響は。
 できることは限られてくるので、影響がないことはないですけど、部屋でトレーニングしたり、重りを持ってトレーニングしたりとかしていたので、ある程度、自分でパフォーマンスが落ちないように努めてはいました。

 (ペン記者代表取材)
 ――PCR検査を最初にすすめられたときの心境は
 世間的にはPCR検査を受けるときは症状がしっかりあったりとか、37度以上の熱とかがあったので、そう捉えていなかったですけど、自分が受診した日に嗅覚症状がコロナウイルスなんじゃないかとあったので、その流れでPCR検査を受ける形になった。自分の中ではあまりコロナウイルスというのがまったく頭にない状態でPCR検査となったので、驚いたというか。

 ――病院ではどのような治療をしてきたか 特に治療はなかったですね。自分が全く症状がなかったですし、入院した当時には嗅覚はもう戻っていましたので、特に無症状、完全な無症状と言うことで、特に治療はなかった。

 ――社会全体で感染拡大防止取り組む中で、なぜ会食に参加してしまったか
 そこに関しては軽率だったと思いますし、なぜというか、はい。

 ――食事会の中から選手含めて6人感染。一歩間違えばチーム内、それ以外にも感染が広がっていた可能性は否定できない
 振り返っても、当時そういう認識はなかったですし、非常に軽率だったと思います。

 ――感染を経験した立場で世の中の人に伝えたいことは
 あまり偉そうに言える立場ではないので、特にということはないですけど。

 ――取り返すとなるとプレーで。
 そうですね。しっかりプレー、結果で取り返せるように頑張ると言うのが一番大きいと思うので、そこでしっかり取り返していけるように頑張っていきたいと思います。
 

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