「梨田さん、放送見てますか?」近鉄最後の優勝…NHK再放送に野球ファンからエール続々

[ 2020年4月24日 21:55 ]

2001年9月26日、12年ぶりのリーグ優勝を果たし、ナインに胴上げされ歓喜の近鉄・梨田監督
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 NHK・BS1で24日午後7時から「あの試合をもう一度!スポーツ名勝負『2001梨田近鉄V“いてまえ打線”に夢一打』」と題して2001年9月26日の近鉄―オリックス戦(大阪ドーム)が放送され、近鉄監督として同試合の指揮を執り、現在、新型コロナウイルスに感染して闘病している解説者・梨田昌孝さん(66)へ全国の野球ファンからエールが相次ぎ、「梨田」がツイッターのトレンド上位に上がった。

 梨田監督就任2年目のシーズン、タフィ・ローズや中村紀洋らを中心とする強力な“いてまえ打線”で12年ぶり4度目の優勝を決めた2001年の近鉄。かつて近鉄を率いた名将で、2005年12月に70歳で亡くなった仰木彬さんが指揮を執るオリックスとの試合ということでも注目された一戦は、近鉄が2―5と3点リードされた9回にプロ野球史上初となる北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定弾で決着した、今でも語り草になっている伝説の試合だ。

 3時間近い放送の冒頭で、司会を務める工藤三郎アナウンサー(66)が所属事務所からの最新の情報として梨田さんが22日から病院の食事を自分でとれるまでに回復し、少しずつ会話もできるようになり、歩行訓練も開始したことを報告。番組は「#野球には夢がある」のハッシュタグでメッセージを募り、劇的な試合展開に改めて興奮する声が相次いだ。

 中でも当時48歳でダンディーな梨田さんへのエールは続々とあがり「頑張れ梨田さん!コロナに負けるな!」「梨田さん、早く良くなって!」「梨田さんの元気な顔を早く見たい!!」「梨田さん見てるだけで幸せです」「梨田さんにはこの試合見て元気になってほしい」「梨田さん、放送見てますか?」「梨田監督の携帯には『神様』として登録されている北川」「またこの笑顔が見れますように!」などとエールであふれた。

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